オフショア大學受講生との質疑応答より。
(Q. 受講生 A. オフショア大學講師)
Q.アジア圏で中国・ベトナム以外の選択肢は現状どの程度ありますか。今後のオフショア開発の動向についてお聞かせください。
A.中国・ベトナムを含む5カ国が、直近のオフショア発注先として活用されています。案件数の実績順で5カ国を列挙します。
1.中国
2.ベトナム
3.インド
4.フィリピン
5.ミャンマー
一方、オフショア大學受講生から寄せられる関心の度合いで5カ国を並べ替えると、以下の通りです。
1.ベトナム
2.中国
3.ミャンマー
4.インド
5.フィリピン
ミャンマーについて。
これまで「国内はアマチュア水準、腕に覚えがある者は海外出稼ぎ中」がミャンマーの実情を説明する決まり文句でした。近年は、技術者のポテンシャルの高さが、他国と比べてミャンマー最大の利点だといえます。
ミャンマーの詳細は以下の過去記事をご覧ください。
http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/cat23591648/
インドについて。
インドはコスト削減のための選択肢ではありません。多くの会社では、インドへは特別な技術力が求められます。コストが度外視される会社も珍しくありません。
インドの詳細は以下の過去記事をご覧ください。
http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/cat4292100/
フィリピンについて。
最近本誌ではフィリピンの話題をほとんど扱っていません。
■ 問いかけ
<問1>ミャンマー人技術者のポテンシャルの高さを説明しなさい。
<問2>フィリピンオフショア開発の将来性を論じなさい。