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オフショア開発コーディネート概論

オフショア開発を成功させるために大切なことは、オフショア開発に固有なリスクを見極め、コミュニケーションの技法やツールを正しく用いることです。

オフショア開発を成功裏に導くためにはプロジェクトメンバーとして、必要なマネジメントの基礎知識、異文化コミュニケーション理論、および多国籍チームを率いる統率力が欠かせません。
「オフショア開発コーディネート概論」講座では、オフショア開発専門家によるショートレクチャーと実践的なワークショップ形式を通じて具体的なリスク管理手法を学んでいきます。

オフショア開発
コーディネート概論

講義スタイル
eラーニング
社会人向けオンライン MBA学習法を取り入れた、隙間時間を活用した学習スタイル
ケースメソッド
(企業事例を用いた討議形式)

受講期間:2ヶ月
受講料:126,000円(消費税込み)

入学お申込みはこちらから
書籍『オフショア開発に失敗する方法』ソフト・リサーチ・センター
幸地司 著、ソフト・リサーチ・センター
研修を企画するPMO、人事部の方へ
  • 情報システム部門の活性化のために、中国シフトの現状を知っておきたいと考えているが、どこから着手すればいいのか分からないと悩んでいませんか?
  • 体系化された実績のあるオフショア開発コーディネート手法を整備したいと思いませんか?
  • オフショア開発を予定しているが、その前準備としてどんな情報が欲しいのか、ちゃんと理解していますか?
  • せっかく採用した日本語が堪能な外国人技術者を有効活用したいと思いませんか?
  • 「コスト削減」以外の目的でオフショア開発を導入し、自社の底上げを図りたいと上から命ぜられませんでしたか?
こんな方に受講をお勧めしてください
  • 初めて外国人部下を持つようになったプロジェクトリーダ
  • プログラミングや設計には自信がある。でも、マネジメント経験は浅い。なのに、オフショア開発の窓口に任命されて、とまどっている若手リーダ(ブリッジSE候補)
  • 文系出身のSEだけど現場で真面目に経験を積んできた。これからは技術よりもマネジメント能力を開発させたいプロマネ候補(コーディネータ候補)
  • 入社5年目の27歳プログラマ。そろそろ部下をつけて、サブリーダに任命したいと思っていたら、いきなりオフショア開発に投入される事が決まった。しかも、来月からいきなり中国出張が決まったものの、何から準備すればよいのか分からず焦っている人
  • 最近、中途採用で入社した日本語が堪能な中国人SE。でも、前職では派遣勤務ばかりだったので、体系的なマネジメント知識が全く身についていない自称“ブリッジSE”
  • 本当はもう少し現場で実践経験を積ませたいが、会社の都合でオフショア推進スタッフ(PMO)に配属された32歳プロマネ候補 (小規模なオフショア開発経験あり)
  • 頑張って勉強してPMP資格を取得したものの、オフショア開発プロジェクトのマネジメント経験のないプロマネ
  • 入社20年目の42歳PMOスタッフ。学生時代に中国語を習ったことがあるので、来期から中国オフショア開発を担当することになった。体系化されたコーディネート講座を受けて、彼を軸にノウハウを社内展開させたい
※過去の受講者平均年齢は32歳前後。最年少は26歳日本人SE(事務局調べ)
※本講座では、受講者の平均実務年数5〜10年を想定

プロジェクトマネジメント(基本)

固有の事例を用いて、基本的なプロジェクトマネジメント知識体系を学習

オフショア開発プロジェクトの立上げから開発支援、ブリッジSE業務に欠かせない4つのコンピ
テンシーを開発する基本知識を網羅的に学びます。

●責任分担の明確化 ●実態に即した報告、厳格な成果物レビュー
●見積り/スケジュールの精度向上 ●コミュニケーション手法の確立

異文化コミュニケーション・マネジメント

基礎理論からフレームワークを問題解決プロセスに適用する際の注意点を学習。

異文化の波に飲み込まれて苦労するオフショア開発初心者とその上司を対象に、これまで経験則で
しか語られてこなかった「文化の壁」を克服する方法や異文化コミュニケーションに関する問題解
決フレームワークを紹介します。実践ケースでは、組織行動の基本概念を踏まえて、オフショア開
発の問題解決を論じます。

論理思考

言葉や文化の壁を乗り越える問題解決アプローチを体得。

オフショア開発の問題解決を妨げる思い込みや先入観を排除するために欠かせない論理的思考力を
養います。オフショア開発で頻繁に遭遇するケースを題材に、状況を論理的に構造化して、問題を
漏れなくダブりなく分類して因果関係を捉える技法を学びます。

ドキュメンテーション

外国人技術者向けの設計書の作成法、外国人ブリッジSEへの指示伝達の留意点を学習。

「書いていなくても専門家として気が付くべき」という日本的商慣習は通じないことを前提とした、
文書作成の技法を実践的に学習します。文章が中心の要件定義書や日々のメール・Q&A連絡にお
ける留意点、図面を多用する設計書における留意点をそれぞれケース演習を通して学びます。

コーチング・ファシリテーション

コーチング基本スキル、ミーティングの組立て方(ストラクチャー) の考え方と技法を学習。

業務命令や作業依頼ではなく、信頼や促進・協調によって外国人技術者に影響力を与えるコミュニ
ケーション技法の知識体系を学びます。さらに、進捗会議などで、課題を発見し、解決策を引き出
すためのファシリテーション・スキルを学び、演習を通して目標設定やプロセス設定の手順を体得
します。

事例研究「標準化と改善」

中国製造委託に関する標準化、5S、品質管理の事例研究を学習。

IT業界よりも一歩先に世界進出に成功した製造業からのケースを用いて、工場における標準化プロ
セス、見える化の技法、さらに改善活動の基本“5S”(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の基本概念
を学びます。

グループ課題

外国人技術者向けの設計書の作成法、外国人ブリッジSEへの指示伝達の留意点を学習。

机上の知識体系を実務に適用する技法をグループ課題によって身につけます。
オフショア大學が採用したオンライン共同編集システムを使って、遠隔地のグループメンバーと顔
を合わせずとも、1つのレポートを作り上げる擬似的なオフショアリング作業を体験します。

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