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オフショア開発セミナー一覧 オフショア大學トップページへ
■本講座の特徴
・オフショア開発戦略の最新動向とベストプラクティスを短期集中で習得
・オフショア大學講師陣が収集した日本最大級の事例研究で深い理解
・全体最適の視点から外注比率/オフショア比率を高めるやり方を追求
・海外と国内パートナーを統合した新しい外部委託ポートフォリオの実現を目指す
・リソース豊富な大企業とは異なる「グループ系列企業」や「独立系中堅企業」の戦略に特化
→ 現場実務者向けセミナー 【2017年度】海外サポート/市場開拓等のグローバル業務編 はこちらから
→ 【電子書籍】オフショア開発 〜現場でよくある30のケース演習
■中国プラスワン戦略、先が読めない為替変動、米国トランプ大統領リスクへの対応など難しい舵取りを迫られるオフショア戦略最高責任者がなすべきこと
これまでのオフショア開発は「コスト削減」が最大の目的でした。まるで焼畑農業のように、より人件費の安い国や地域を求めて、日本企業は中国大陸沿岸部を皮切りにアジア中を彷徨ってきました。最近は、ソフトウェア開発でも日本国内回帰の現象がみられますが、その理由は「海外オフショア勢よりも国内パートナーの方が安くなったから」に他なりません。
今、日本では新たなる成長が求められています。人工知能(AI)、ビックデータ、IoT など日本企業には大いなる可能性がある一方で、世の中の変化のスピードが早過ぎて「昔とった杵柄」が通用しないベテラン技術者が会社の不良資産となるリスクに悩まされています。
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経営陣の鶴の一声でオフショア開発をはじめたものの、現場を支える中堅プロジェクトマネージャーから総スカンを喰らい、頭を悩ませる担当役員や開発部長の姿は日本中で確認されています。
このような時代には、オフショア開発を単なる「コスト削減」の手段として捉えているだけでは不十分です。そうではなくて、オフショア開発を持続可能なグローバル開発体制の重要な戦略要素をみなすべきではないでしょうか。今の時代、オフショア開発は、ある種の不連続的イノベーションを引き起こすインパクトを有します。企業も業界全体も、焼畑農業的なオフショア開発、惰性で続く海外子会社運営、パートナー依存体質からの脱却すべき時期を迎えているのです。
世の中には、大企業向けの外部委託管理テクニックが蔓延しています。
同様に、トップダウンですべてが決まる少数精鋭ベンチャーによるオフショア事例紹介も枚挙に暇がありません。
ところが、「グループ系列企業」や「独立系中堅ソフトハウス」「IT専業ではない一般企業」の外部委託現場では、メディアや教科書に載るような綺麗事とはまるで違う「苦肉の策」のオンパレードです。
そこで本講座では、リソース豊富な大企業とは異なる戦略を取らざるをえない「グループ系列企業」や「独立系中堅企業」を対象に、グローバル開発体制を再構築する必要性を訴えます。オフショア経験の浅い経営コンサルタントやマスコミ報道からは知り得ない実務的な視点で構成されている本講座の受講をおすすめいたします。
● オフショア開発戦略セミナー 概要
■2017年8月7日(月) 10:00-16:30
■場所:ハロー貸会議室 東京駅八重洲北口 RoomD
東京駅八重洲北口から徒歩5分(三越前駅B3出口から徒歩1分)
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-1-8 コンタツビル(申込者には地図を送付します)
■主催:オフショア大學(運営 アイコーチ株式会社)
■参加費
・一般参加(初回限定価格) ¥54,000/名
・オフショア開発実践セミナー受講者からの社内紹介 (¥48,600/名)
・日経BP主催のオフショア講座受講者からの社内紹介 (¥48,600/名)
※2名同時申し込み割引制度あり。
※次回から受講料を正規料金に戻します。
※消費税込・資料代込、受講料は受講開始前日までにお振り込み。
※経理都合による受講後のお振り込みにも対応します。お申し込みフォームでご指定ください。
●講師プロフィール
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10:00 - 10:45
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オリエンテーション
まず、受講者が自ら直近の課題や本講座への期待を含む自己紹介をします。そして、オフショア開発の最新動向に軽く触れます。
・自己紹介と本講座のゴール設定
・オフショア開発の最新動向
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10:45 - 11:45
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戦術(オフショア開発)から戦略(グローバルデリバリー)への政策転換
グローバルデリバリーとは何かを定義して、 オフショア開発を「戦略」として扱う欧米企業と「コスト削減」の手段としてとらえる日本企業の違いを分析します。
・欧米企業が成功したオフショアリング戦略の分析
・日本企業がやってきたオフショア開発の分析
・大企業や親会社の発想とは異なる、これからのオフショア開発の成功要因
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11:45 - 12:45 |
昼食休憩 |
12:45 - 13:30
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全体最適の視点から外注比率/オフショア比率を高める外部委託判定の効率化
そもそもトップダウンで物事が進まない「グループ系列企業」や「独立系中堅ソフトハウス」「IT専業ではない一般企業」の視点から、オフショア委託量を増やす実現可能な「外部委託判定」の技法を学びます。少数精鋭ベンチャーとは異なり、コア業務とノンコア業務の切り分けが難しいソフトウェア企業の事情を考慮した内容です。
・オフショア開発切り出し判定技法
・オフショア開発SOW
・真面目だけどグローバル対応に後ろ向きな日本人古参の扱い
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13:30 - 14:30 ※適宜休憩あり |
国内外パートナーを統合管理する外部委託ガバナンス
組織横断的な外部委託ガバナンスの仕組みを検討します。
ここでも、大企業や少数精鋭ベンチャーとは異なる「グループ系列企業/独立系中堅企業」の事情を十分に考慮します。
具体的には、トップ指針が曖昧かつボトムアップ傾向が強い、法令遵守など間接部門が正論を吐くも現場支援は弱い、などが「グループ系列企業/独立系中堅企業」に共通する事情です。
・オフショア委託先の選定
・オフショア委託先のパフォーマンス評価
・セキュリティ事故やコンプライアンス違反などのリスク対応
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14:30 - 15:30 |
外部委託ポートフォリオを管理するグローバル・デリバリー・オフィス(GDO)の構築
横断的に全社グローバル対応を促進する改革チーム『グローバル・デリバリー・オフィス(Global Delivery Office : GDO)』の構築法を検討します。
中国プラスワン戦略や先が読めない為替変動など、地政学リスクも考慮した外部委託ポートフォリオも扱います。
・グローバル・デリバリー・オフィス(Global Delivery Office : GDO)の基本設計
・外部委託ポートフォリオマネジメント
・オンサイトコーディネータ
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15:30 - 16:30 |
社員の外部委託力を底上げし個人バラツキを平準化する仕組み整備
いかにも日本的な歩みの遅いボトムアップ型のオフショア開発推進を前提とした、自社社員の能力底上げに関する各種施策を扱います。
国内外を問わず汎用的に使えるプロジェクト横断的な監視コントロール・評価の仕組みによって、個人毎バラツキの平準化を目指します。
・外部委託の監視ダッシュボード
・外部委託終了後のプロジェクト評価
・外部委託ガイドラインと各種ツール
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プログラム内容の変更
当日のプログラム内容は、上記記載された内容と若干異なる可能性があります。なぜなら、常に最新の情報や知見が盛り込まれるよう、担当講師が当日ぎりぎりまで創意工夫を続けているからです。どうぞご了承ください。
キャンセルポリシー
オフショア大學の各種イベントでは、講座当日でもキャンセルを100%受け付けます。代金を支払い済みであっても、振込手数料を除いた代金全額を返済します。理由は一切問いません。