【終了しました】海外プロフェッショナル人材育成プログラム(2014年12月22日)
言葉と文化の違いを克服するコツを学び、
コミュニケーション不通やバグ発生の根本原因を潰す
オフショア開発実践セミナー

本講座の特徴

・オフショア開発に必要なスキルや知識、ノウハウを体系的に習得
・日本最大級を誇る豊富な事例研究を用いた実践的な演習
・中国に加えてインドやベトナム、ミャンマーなどASEAN諸国の話題も豊富
・机上の空論ではない実務家による体験談


クイズ:なぜ「データ更新」しなかったのか?


 日本向けオフショア開発分野で経験豊富な海外Software企業とのプロジェクト進捗会議より。

  日本「計画されていた先週の結合試験はどうでしたか?」
  海外「データを更新しませんでした」
  日本「なぜですか! データを更新しないと試験できないのでは?」
  海外「(言い訳が並ぶ)」

 なぜ、海外オフショア先の担当者は、いきなり「データを更新しませんでした」と発言したのでしょうか。
 最もよくある理由を選択肢から1つ選びなさい。

 (a) データ更新せずとも結合試験は実施できると誤解したから
 (b) 「データ更新できなかった」と弁明したかったのを誤訳したから
 (c) 外国人SEは、困難にぶち当たるとすぐに諦めてしまうから
 (d) 残業を強要されたので、憤慨して作業放棄したから

 クイズの答えは後述します。



全てのメンバーが言葉と文化の壁を超えるオフショア開発プロフェッショナルへ

このところオフショア開発を活用する機運が、改めて高まってきています。大型開発案件の増加やネットビジネスの拡大に伴い、システム開発を取りまとめるPM(プロマネ)や開発・運用を担当するSEが不足しているためです。人材コストも高騰しており、開発・運用コストの上昇につながっています。

そこで改めて、海外IT人材の活用に注目が集まっています。開発案件を中国ITベンダーに委託するといったオフショア開発だけでなく、ITベンダー経由で海外IT人材を受け入れて運用・保守業務を任せる(そこで浮いた日本人を開発案件にまわす)、アジア法人のプロジェクトを任せるために海外IT人材を採用する、といったケースもあります。

今回のオフショア開発実践セミナーでは、異文化コミュニケーションの失敗状態を「見える化」し、手戻りや品質劣化の根本原因を探る方法を学んでいただきます。 特に「なぜ、オフショア開発では同じ問題が繰り返し発生するのか?」に着目して分析します。 いまや、一部の海外赴任者だけではなく、日本国内で働く全てのプロジェクトメンバーにも、柔軟な異文化コミュニケーション能力が求められています。

このような時代は、これまで海外とほとんど接触のなかった日本人技術者にも、新たな役割を要求します。

第一は、国内外を問わず誰にでも伝わる論理的で曖昧さのないドキュメントを書くこと。

第二は、いきなり文化の異なる外国人と接触しても、柔軟に対応して、短期間のうちに信頼関係を築けること。 第三は、重要な業務プロセスを標準化し、10歳以上も年下の外国人集団に対して周知徹底させること。

まさに、プロジェクトメンバー各位のグローバル化対応がオフショア開発の成否を決定する時代です。全ての組織で、言葉と文化の壁を超えるオフショア開発プロフェッショナルの存在が不可欠なのです。 教科書や語学教育だけでは学べない実務的な視点で構成されている本講座の受講をおすすめいたします。

是非、お早めにお申し込みください。


  クイズの答え: (b)  

日本語が堪能なブリッジSEであっても、意外に完了表現を間違うことが多いから。 特に、動詞の時制表現が日本語とは異なる中国人やベトナム人は、日本の「完了/未完了/着手済/未着手」の区別を苦手とする傾向がある。



オフショア開発実践セミナー概要

 2014年12月22日(月)9:30-17:30

 場所:オフショア大學 新横浜セミナールーム
 主催:オフショア大學(運営 アイコーチ株式会社)

 参加費
 ・一般参加 (¥54,000/名)
 ・オフショア開発実践セミナー受講者からの社内紹介 (¥43,200/名)

 ※消費税込・資料代込、受講料は受講開始前日までにお振り込み。
   *経理都合による受講後のお振り込みにも対応します。別途ご相談ください。

講師プロフィール


  

オフショア大學 代表 幸地司

2003年、業界に先駆けオフショア開発に特化した研修コンサルティング会社=アイコーチ株式会社を設立。その後、オフショア大學”のブランド名で日本国内だけではなく中国・ベトナム・フィリピンの現場に入り込み活躍。実践的でわかりやすい事例研究が高い評価を得る。沖縄生まれ。九州大学大学院修了。

主な著書
 ・オフショア開発に失敗する方法(ソフト・リサーチ・センター)
 ・オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】【PM編】(技術評論社)、など。

オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 書籍『SEの「品質」力』技術評論社

プログラム


2014/12/22


  外国人技術者に向けた文書作成とQ&A連絡の技法

互いに顔が見えにくい分散環境という厳しい条件を踏まえた上で、外国人技術者に伝わる文書作成の技法、仕様や標準プロセスの伝達の技法を学習します。

・短い文章術(解説+豊富な事例紹介)
・文書全体の構成技法
・電話会議とTV会議の留意点
・対面による作業指示の留意点


  オフショア品質向上の取り組み

オフショア開発最大の懸念事項である品質課題を解決する手法を学習します。起こりやすい品質問題の分類と発生原因の追究、効果的な対策を、事例を用いて解説します。本項目の学習によって、オフショア開発における手戻りを減らし、オフショア側チームを強力な部隊として活用するようになることを狙います。

・「管理=コントロール」の弊害
・予実績乖離分析の欠落
・根本原因分析=面子が潰れる
・演習】再発防止策が形骸化する理由とは



プログラム内容の変更

当日のプログラム内容は、上記記載された内容と若干異なる可能性があります。なぜなら、常に最新の情報や知見が盛り込まれるよう、担当講師が当日ぎりぎりまで創意工夫を続けているからです。どうぞご了承ください。

キャンセルポリシー

オフショア大學の各種イベントでは、講座当日でもキャンセルを100%受け付けます。代金を支払い済みであっても、振込手数料を除いた代金全額を返済します。理由は一切問いません。

過去の受講者の声

 ・言葉や文化の違いについて、たくさんの事例がすぐに役立ちます。
  プロジェクト体制の視点や解決アプローチが参考になりました。

 ・中国人SEは、相手の面子を「潰したくない」と思っていることに驚きました。
  これまで、中国人は、自分の体面を守るものばかりと思っていました。
  次回から、このような視点から、中国側の言動を観察してみようと思います。

 ・海外出張の際、仕様説明より「背景説明」が重要だとは気づきませんでした。
  背景説明により、意欲的に仕様検討が進められそうです。
  次はオフショア先を巻き込んで、講座で学んだ各課題を共有したいと思います。

 ・オフショア先のメンバーがどのような背景を持っていて、どのような考え方をするのか理解できました。
  これからは、先方の立場に応じた接し方ができそうです。

 ・品質基準を共通化する具体的な方法を学びました。
  日本で作成する仕様書、海外で作成するソースコードの品質を基準に沿ってレビューしたいと思います。


オフショア大學
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受講内容
オフショア開発実践セミナー 2014年12月22日(月)

受講料(消費税・資料代込)
あなたの外国語能力
参考までにあなたの外国語能力の目安となる情報をご入力ください。資料準備に役立てます。(例:TOEIC点数 535、15年前から中国語を勉強、HSK3級、など)
当セミナーで扱って欲しいオフショア発注国や地域
(複数選択可)
中国 ベトナム インド ミャンマー フィリピン
国内ニアショア地域 その他
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